wasuremono60のブログ

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漂着者

 秋元康の企みに、すっかり乗せられて最終回まで視聴・・・と思ったら、seaon1が終了でした。やられました。全9話のドラマで、8話の段階で何一つ解決していないまま最終回を迎えたのですから、視聴者はそりゃもう興味津々にならざるを得ません。
 しかもドラマの設定が、預言者とか神とかで、ストーリーも果ては首相の暗殺まで起きるんですから、最終回が気にならないわけがありません。


 ただ、秋元作品を今まで2作品を見ての感想を言うなら、「あなたの番です」には失望し、「共演NG」はミステリーではなくコメディドラマでしたが、感動しました。「あな番」は、福原充則という劇作家が、「共演NG」は、大根仁という映画監督が脚本を担当しました。福原氏も、劇作家として大家の道を歩んではいますが、「あな番」に関しては残念でした。


 「あな番」の最終回も、それまでの殺人事件の伏線をどうやって回収し、終わらせるのか楽しみにして見ました。結論は、天才サイコパス犯が、殺人劇を繰り広げるというものでした。最終回に向けて興味津々だったのですが、正直ズッコケました。「漂着者」もそうならないように祈ってましたが、微妙な終わり方です。微妙というのは、シーズン2を見ないと、全体の感想も言えないと言う意味です。


 「あな番」のちょっと前に「3年A組今から皆さんは」、ちょっと後に「テセウスの船」とミステリー話題ドラマが続きました。ひとことだけ感想を言うと、「3年A組」は、菅田将暉の魅力と、SNSという現代的なテーマを織り込んだ見事な作品でした。「テセウス」は、原作漫画は未読ですが、とにかくあまりに主人公の間抜けな行動に、ドラマを鑑賞するより前に失笑するばかりでした。


 話がだいぶ横道にずれましたが、よかれ悪しかれ「漂着者」のseason2を見ないわけにはいかないという秋元康の罠に、すっかりはまってしまいました。