WOWWOWで「新感染半島 ファイナル・ステージ」を視聴しました。「新感染 ファイナル・エクスプレス」に続けて見たのですが、「新感染半島」は特に面白かったので、今回はこちらの方の感想です。設定は続いていますが、登場人物に繋がりはありません。

　一言でいうと、ゾンビ映画です。が、カー・アクション・シーンがメインです。ストーリーは、実はイマイチです。そもそも、主人公が感染（朝鮮）半島に戻る設定に、無理があります。しかしカー・アクション・シーンは、素晴らしかったです。アジア映画でSFXも含めて、ここまで描写した作品は初めてではないでしょうか。東京を舞台にした「ワイルドスピード　TOKYOドリフト」とは、くらべものになりません。前半はゾンビがいる街中や路地を疾走し、後半はマッドマックスのようなカー・アクションと、工夫もあります。

　ただ、見どころはカーアクション以外は、あまり期待できません。主人公が冒頭で見捨てた、親子との心の交流なども、あることはありますが。私はあくまでも、「新感染半島」のアクション・シーンを推します。素晴らしいアクション映画を堪能できます。

　ネットでは、前作の「新感染」は高評価、「新感染半島」は低評価と、すっかり二分されました。特に「新感染」の鉄道設定と人間描写を絶賛する声が多数でした。極限状況での親子愛や夫婦愛、それに利己主義とかが、わかりやすく上手に盛り込まれてます。しかし私のお気に入りは、「新感染半島」のアクション・シーンです。

　私的ゾンビ映画ベスト３（「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「カメラを止めるな」「アイアムヒーロー」）に、並ぶ作品でした。韓国映画の躍進は目をみはるばかりですが、カー・アクションに限っては、日本映画はもはや韓国の敵ではないくらい、差がついてしまいました。

　あけましておめでとうございます。

　娘の発案で、「初日の出」を見に行くことにしました。
　自宅からは、地形の関係で、この時期の日の出を見ることはできません。そこで、昨日は近所の30メートルほどの高さにある近所の住宅地に行き、日の出が見えそうな場所を探しました。ちなみに自宅から海までは、直線距離で約３㎞です。

　海が見える場所はあるのですが、日の出の方角と合いません。結局、複雑な地形のせいで、どうしても日の出の瞬間を見える場所が、近所では見つかりませんでした。今まで散歩していても、方角なんて気にも留めなかったのですが、気にしてみるとそれはそれで面白い。探している最中は、ブラタモリのような気分も味わえて、楽しかったです。

　しかたがないので、市内の「初日の出」スポットを検索したところ、いくつかの海岸が紹介されていました。やっぱり海が確実ですね。しかし、一番近い海岸は、方角的に疑問がありました。そんな場所を紹介するかとも思いましたが、日の出が見えないこともありえましたので、見えなかった時は車で移動しながら探すことにして、元旦の朝を迎えました。

　日の出に間に合う十分な時間に、「初日の出」スポットに到着。晴れ渡っていて、寒いですが景色は気持ちがいい。「初日の出」待ち、と思しき人もいます。しかし数分後、明るくなっているにもかかわらず、日の出らしきものは見えす、場所を変更することに。あの人たちは、何をしてたのでしょう？　とにかく車で移動すると、どんどん人も増え、道も混雑してきて、「初日の出」にあやかれそうな感じが。さらに十数分後、「初日の出」が見えました！

　７時１５分。水平線よりはだいぶ出てしまいましたが、ありがたく拝みました。ただし駐車スペースが無く、走行する車中からでした（笑）　とはいえ「初日の出」はまばゆく、これから青天を衝くかのようでした。生まれて初めての「初日の出」体験でした。また、「初日の出」を見る人が、これほどいるとは知りませんでした。

　帰路、あの「初日の出」が見えなかった海岸を再び通りました。以外にもこの場所は、富士山のビュー・スポットでした。

　１　俺の家の話
　２　ペーパーハウス
　３　共演ＮＧ
　４　コントが始まる
　５　大豆田とわ子と３人の元夫
　６　ひきこもり先生
　７　オリバーな犬
　８　ここは今から倫理です
　９　にじいろカルテ
　10　SHERLOCK（シャーロック）　
　次点　青天を衝け

　まったくの個人的趣味で、選んでみました。中でも、「俺の家の話」はダントツで面白かったです。２位「ペーパーハウス」と、１０位「SHERLOCK（シャーロック）」は、Netflixで視聴しました。「シャーロック」は、NHKでかつて放映したそうですが、その時は見てません。

　平均視聴率ランキング
　１　ドクターX
　２　日本沈没
　３　天国と地獄
　４　ドラゴン桜
　５　TOKYO MER
　６　イチケイのカラス
　７　緊急取調室
　８　監察医 朝顔
　９　オー！マイ・ボス！恋は別冊で
　10　ハコヅメ

　媒体が違うNetflixは別にしても、ここまで自分の好みと、視聴率に乖離があるとは、ちょっと驚きです。高視聴率ドラマも、もちろん見てますが、今年は心に残った作品が少なかったみたいです。ちなみに私が選んだ６位～８位が、ＮＨＫでした。ＮＨＫの夜のドラマは、視聴率が悪くて公表していないらしいのですが、打ち切られないことを祈ります。

　役者さんや、テーマソングは話題になりますが、脚本家の名前が出ることはめったにありません。そこで自分が選んだ作品で、少しだけ触れておきます。
　「俺の家の話」は、自分が見てきたドラマの中でも、秀逸な１本でした。介護、親子、相続という社会問題を泣き笑いで構成し、最後に主人公が死ぬという驚きの展開に、やられまくりました。クドカン恐るべしです。
　「コントが始まる」の脚本家金子茂樹とは相性が良く、「俺の話は長い」は何度見ても楽しめます。
　「大豆田とわ子」と「にじいろカルテ」は、安定の大御所脚本家でした。
　「ここは今から倫理」は、唯一の漫画が原作作品でした。
　「共演ＮＧ」は、企画は秋元康でしたが、大根仁が脚本を書いて面白くなりました。
　「オリバーな犬」は、脚本だけでなくオダジョーワールド全開でした。